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CP2090

  • 適応疾患

    特発性肺線維症(IPF)
    非アルコール性脂肪肝炎(NASH)
    その他の線維症

  • 作用機序

    LPA(リゾホスファチジン酸)受容体1選択的アンタゴニスト

  • 開発ステージ

    非臨床試験(GLP試験を含む) 実施中

特発性肺線維症(IPF)とは?

  • 原因不明の間質性肺炎の一種。肺胞壁に炎症を起こして厚く硬くなり(線維化)、呼吸時のガス交換効率が低下する。
  • 安静時には感じない呼吸困難感が、歩行・入浴などの日常生活の動作中に感じるようになる(労作時呼吸困難)。
  • 診断後の平均生存期間が3~5年間とされる極めて予後不良の疾患 。
    特に風邪等で急性増悪をきたした場合、顕著に悪化する。
  • 患者数は日本で約1.3万人前後、米国で15万人前後の希少な疾患。

 

非アルコール性脂肪肝炎(NASH)とは?

  • 明らかな飲酒歴がない脂肪性肝疾患を非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)と呼ぶ。NAFLDの多くは、肥満、糖尿病、脂質異常、高血圧などを基盤に発症。
  • NAFLDは、予後良好な非アルコール性脂肪肝(NAFL)と進行性の非アルコール性脂肪肝炎(NASH)に区分。
  • NASHは、炎症や線維化を伴って徐々に進行することが特徴で、一定の確率で肝硬変または肝がんを発症する。
  • NASHの正確な患者数は不明だが、生活習慣病との関連性が高い。

 

LPA1選択的アンタゴニストの作用機序

  • LPAは、線維芽細胞の遊走・活性化、コラーゲン線維やサイトカインの産生等に関与。
  • LPA受容体は1~6まで存在。特にLPA受容体1は、線維芽細胞に特異的に発現し、線維症患者で発現が亢進するなど、疾患との関係性が報告されている。
  • LPA1選択的アンタゴニストは、LPA受容体1に選択的に結合し、その働きを阻害することで、線維症に対する治療効果が期待される。