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CP1050

  • 適応疾患

    再発寛解型多発性硬化症 (RRMS)
    その他の自己免疫疾患

  • 作用機序

    S1P(スフィンゴシン1-リン酸)受容体調節薬

  • 開発ステージ

    第Ⅰ相臨床試験 実施中(英国)

多発性硬化症(MS)とは?

  • 原因不明の中枢性自己免疫疾患。以下のように、脳や脊髄などの中枢神経を保護している「髄鞘(ずいしょう)」が破壊され、神経伝達に障害をきたす。
    ① リンパ球がリンパ節から血管を通って中枢神経に到達する。
    ② リンパ球が神経細胞を覆う「ミエリン(髄鞘)」を攻撃し「脱髄」を起こす。
    ③ 多様な神経症状を引き起こし、再発と寛解を繰り返す(再発寛解型)。
    (主な症状) 感覚低下・鈍麻、視覚障害、痛み・しびれ、運動障害、平衡障害、排尿障害、疲労、認識・感情の障害
  • 世界の患者数は約250万人。欧米に多く、アジア・アフリカは少ない。
    日本では指定難病に認定。患者数は約13千人。近年増加傾向。

S1P受容体調節薬の作用機序

  • S1P受容体調節薬は、以下のように、リンパ球上にあるS1P受容体に結合することで、リンパ球の体内循環を制御し、免疫抑制作用を発揮する。
    ①  S1P受容体作動薬が、リンパ節内にあるリンパ球上のS1P受容体に結合する。
    ②  リンパ球が血管に移動できなくなり、リンパ節内に留まる。
    ③  結果として、リンパ球が中枢神経に到達しなくなり、 「脱髄」=神経症状が起こらなくなる。